歯周病

歯周病とは?

虫歯が歯そのものの疾患であるのに対し、歯周病は歯のまわりの組織(歯根膜、歯ぐき、歯槽骨など)の疾患です。
最初は歯肉の軽度の出血や腫れにはじまり徐々に進行し、歯が少しずつグラグラしはじめ最終的には抜け落ちてしまう恐い病気です。
歯周病は歯の表面につくプラーク(歯垢)によって起こります。
歯肉の炎症による出血、腫れを特徴とする歯肉炎と、歯を支えている歯槽骨が破壊される歯周炎のふたつに分けられます。
世間一般で言われている歯槽膿漏は、成人性歯周炎をいいますが歯周病には、その症状、病態によっていろいろな種類があります。

歯周病の治療

1.ブラッシング指導
現状のブラッシングでどこが磨けていないのかをよく理解して頂いた上でご自分に合ったブラッシングの方法を学んでいただきます。
ブラッシングによるプラークコントロールが歯周病治療の第一歩です。

2.スケーリング(歯石除去)
歯石は歯面に付着したプラークに唾液中のリン、カルシウムが混じって石灰化したもので、歯に強固に付着しており、強い病原性を持っています。
一般的に超音波スケーラーやキュレットスケーラーを使用して取り除きます。

3.フラップオペレーション
歯槽骨の破壊が大きく、歯周ポケットが深い場合にはスケーリングだけでは歯石を取り除く事が不可能です。
このような場合には、歯肉を開いて歯根を露出させ歯石を取り除きます。

歯周病は痛みが無い為に発見しづらいものです。
最低でも半年に1回は定期的にチェックを受け、進行した歯周病の治療が終わった方は、1〜3ヶ月のサイクルで来院され 安定した歯ぐきの状態を管理していくことが大切です。

詳しくは、当院までお気軽にご相談下さい。

骨の再生

■GBR法
歯周病をほおっておくと、歯と歯茎の間に歯周ポケットと呼ばれる隙間ができます。ポケット内にプラークや歯石が溜まると、炎症を起こしたり、ひどい場合は歯槽骨が溶けていきます。
こうして溶けてしまった骨は自然に再生しないため、骨の再生を促す特殊な膜を入れ、歯槽骨を再生させる療法です。

■エムドゲイン
エムドゲインとは、タンパク質の一種で、歯周組織を再生の誘導する働きがあります。 歯周外科手術の際に、エムドゲインを塗布することにより、歯周組織を再生します。

エムドゲイン 治療症例

【症例写真】

歯茎が腫れ、歯がぐらつき、固いものが噛めない状態で来院されました。

右図をクリックすると拡大図が表示されます。>>>

【レントゲン写真】

本来ならば抜かれている歯ですが、再生処置で骨を再生させ、歯のぐらつきを止め、噛めるようにできました。

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